現在PGAツアー使用率上位に入るテーラーメイドのクラブ『ステルス2 ドライバー』ですが、2023年2月発売からもまだまだ人気のシリーズでアマチュア市場からも人気があり、注目度が落ちずに人気となっております。
最近価格変更になり、売価も5万円を切るお買い得な金額になりました。再度、クラブの性能面と前作のステルスからどう変化したのか解説していきたいと思います。
ドライバーを買い替えたいが何のクラブに変えたら良いからわからないという方も参考にして頂ければ幸いです。大抵、ステルスで解決できるはず。。。
異なる3つの形状があります。
ステルス2ドライバーの特徴をおさらい
- 60層カーボンツイストフェース
- カーボン容量の拡大
- 上質なサウンド
- 高慣性モーメント、高打ち出し角
60層の厚みのあるカーボンフェース構造にすることでインパクト時での弾きと高初速を生み出し、アゲインストでも強い弾道が打てます。
さらにカーボン容量を大きくすることで余剰重量を後方や底面の最適なところにウエイトを設置することができ、飛びや方向性の安定性をチタンヘッドの時よりも大幅にUPすることができています。
前作の初代ステルスは重心位置も前重心で非常に低スピンで飛ぶクラブでしたが、打ち出しを上げきれない方には相当シビアなクラブでした。(筆者も体感済みです。。。)今回のステルス2に関してはカーボン容量を増やしたことで重心位置の改善とスイートエリアをワイド化しており、大幅に改善できています。打ち出しも前作よりも上げやすくなっています。
音に関してはカーボンかわからない程マイルドで心地よい音がします。結構良い音します。
- 前作よりも球が上げやすい
- 寛容性がUPし芯が広がり曲がりにくい
- 上から見ると赤い部分も見えてヘッドもやさしく見える
ステルス2 ドライバー
スタンダードなノーマル形状。前作よりも多少つかまりもあるがクセがなく構えやすい。弾道をあまり曲げたくない方や3つの形状で迷った方はとりあえずこれを選択していればん間違いない型。ドロウ、フェードの打ち分けもしやすいがスイートエリアも広いのでミスには寛容。シャフトの組み合わせ次第だが1番扱いやすいヘッドはこのステルス2が1番。3機種でも最も人気モデル。
ステルス2 HD ドライバー
ハイドロウ設計のモデル。3つ機種の中では一番つかまる形状。重心位置もヒールよりの構造でインパクト時にフェースローテーションもしやすいヘッドとなっている。右のスライスや球をつかまえたい方にはHDがおすすめ。純正シャフトではステルス2は通常45.75インチだが、HDに関しては45.5インチと0.25インチ短めの設定。ミート率が上がり球も捕まりやすく3つのモデルでは最もやさしい設計となっている。
ステルス2 PLUS ドライバー
アスリートモデルがこのPLUS。ヘッドソール面に移動式のウエイトが設置されており、重心位置をカスタマイズできるヘッド。自分で弾道の打ち分けが細かくしたい方におすすめ。ヘッド形状もやや小さめでディープ形状なので打ち出しを抑えたい方にもおすすめ。上の2機種と比較するとやや芯は狭めですが前作程のヘッドの違いを感じずやややさしくなった印象。またシャフトもテンセイではなく標準がDiamanaで60g台のやや重めの硬めのシャフトが標準装備。カスタムと硬さは変わらないがシャフトの組み合わせ次第で自由度も高いドライバーと言えます。